不定期更新

望月監督のコメントのようなもの・・・


こちらのページでは、不定期的に当方へ寄せられる望月監督のコメント・メッセージのようなものを適宜掲載していくこととします。但し、いわゆるアニメ誌その他の出版物に載る監督の公式のコメント・インタビュー記事とは異なり、気楽な冗談混じりの会話の中でのご発言の中から編集部が適当に抽出・ピックアップしたものが大部分ですので、その点予めお含み置きの上、お読み下さい。
あまり内容を生真面目に受け取らないように、ここだけの話ということでお願いいたします(^^;)。望月監督ご本人の掲示板への書き込みも、こちらのPに転載しています。
                            (LAST UPDATE 04/22/2000)


2000年4月

FC掲示板より転載 投稿日:2000/04/20(Thu) 23:29
タイトル:お知らせ

 このたび、ヘロヘロQカムパニー例外公演に台本を書きました。演出は関智一氏です。御用とお急ぎでない方はぜひともご覧下さいませ。

 『チャンチャラ☆チャンス黎明編』
 5月25日〜28日 江古田ストアハウス
 問い合せ ヘロQ 03-5997-2653

 です。よろしくどうぞ。

1999年12月

FC掲示板より転載 投稿日:1999/12/30(Thu) 04:33
タイトル:キャスティングについて
 
 このページでセラフィムコールが盛り上がらずちょっと寂しいので、しばらく振りに書き込みます。
 実は声優の名前で一つだけ遊んでいます。それは7話の「柊彩乃」の回なのですが。……さて、どういう事なのでしょうか。その答えは中島くんにお任せします。
 ところでこの作品の主役のキャスティングは、新人の伊藤栄味子を除いて、全部私と小林さん(音響監督)の二人だけでオーディション無しで決めてしまいました。その中に当初は、中島くんご推薦の丹下桜もいたのです(ただし村雨桜役ではない話数でしたが)。
 なぜそれがダメになったかというと、この作品は毎回主役がエンディングを歌うので、レコード会社の権利問題がからんでしまうからなのです。つまり、丹下桜の桜役というのも、どっちにせよ無理だったわけですね。

 ではみなさま、よいお年を。

1999年9月

FC掲示板より転載 投稿日:99/09/21(Tue) 02:13
これまでは時々ちらりとのぞくだけでした。ところが先日会長から、本人も書き込みをしていいのだ、と教えられ、ご挨拶だけしておこうと思います。
 私がメジャーかマイナーか、みたいな議論は、本人としてもとても面白いので、ぜひ続けて下さい。取敢えず私自身は、今「セラフィムコール」という新番組の作業中です。あまり自作の解説はしたくないですが、テレビアニメ史上初、という試みはいくつかあると思います。東名阪でしか放送しませんが、見られる方はぜひ見てみて下さい。
 あと、学年誌で応募しないと手に入らない「とっとこハム太郎」も、もし見てくれたらとても嬉しいです。個人的には、デジタル処理の練習も兼ねています。

「ガサラキ」平安編に関して
(FC編集部内での、平安編の評価の高さをお伝えしましたところ)
平安編は、確かに力作でしたね。
作監が植田さんと鈴木兄弟ということが分かっていたので、見る前から楽しみで、
自分で見てもいい出来だったと思います。
(作品中に効果的に使用されているCGについて…
 「絵コンテではどのように指示をされていたのでしょうか?」との質問に答えて)
CGに関しては、絵コンテでは特に何も指示をしていません。
その辺は現場でなければ決められないことなので、演出任せです。
なので、あの朱雀大路の3Dには、驚きました。

1999年7月

今後の仕事、近況等に関して
今期はあまりまとまった仕事をしていません・・・。
今とりかかっている仕事としては、秋からの新番の「セラフィムコール」というのを監督します。1クールだけの、「センチメンタルジャーニー」みたいな作品です。
コミケといえば、長沢美樹ファン倶楽部(15日、東地区エ−18b)の会誌に、文章を書いています。

1999年2月

「ガサラキ」平安編に関して
(FC編集部内での、平安編の評価の高さをお伝えしましたところ)
平安編は、確かに力作でしたね。
作監が植田さんと鈴木兄弟ということが分かっていたので、見る前から楽しみで、
自分で見てもいい出来だったと思います。
(作品中に効果的に使用されているCGについて…
 「絵コンテではどのように指示をされていたのでしょうか?」との質問に答えて)
CGに関しては、絵コンテでは特に何も指示をしていません。
その辺は現場でなければ決められないことなので、演出任せです。
なので、あの朱雀大路の3Dには、驚きました。


1998年11月:

今後の仕事の予定に関して
「ガサラキ」の絵コンテの作業は終了した。放映は来年1月頃になりそう。
その他は、特にHPで発表できるような仕事の予定は無い。小休止中(?)。

1998年10月:

「プリンセスナイン」に関して
「プリキュー」最終話の実際の納品(完成)は、10月8日頃になりそう。
(「大丈夫ですか?」との質問に答えて)もうアフレコは終了しているし、
まあ、このようなギリギリ(放映6日前)の 納品は、NHK的に言えば、
本当はとてもまずいことなんだけれども・・・。                
今後の仕事の予定に関して
「ダグオン」で大変お世話になった谷口悟朗氏(「ガサラキ」の助監督)よりの
たっての依頼で「ファンシーララ」の後番組「ガサラキ」の平安編:連続2話分の
絵コンテを担当することとなった。

1998年9月:

「魔法のステージ ファンシーララに関して
当初の腹づもりとしては、一年間の予定でシリーズ構成・脚本の作業をはじめた。まず
24話までを制作。それで、好評で延長ということになれば、さらに必要な話数を制作し、
最後にLASTの2話を加えるつもりでいた。延長ということになれば、更に個々のキャラクター達を生かして、追加分の話を制作することもできた。しかし諸事情により、残念ながら2クールで終了ということになり、5月に25・26話のLAST2話分の脚本を書いた。
2クールで終了ということにはなったが、「ララ」は脚本的にはかなり練られているし、演出的にも頑張っているし、作品としての出来には満足している。
特にOVA制作といった予定は今のところない。
「プリンセスナイン」に関して
第21話「高杉君なんて、嫌い」。寧々が東ユキを元気づけるために、紙芝居を披露するシーンでは、寧々の唱える魔法の呪文が、望月氏の舞台「魔法少女バイオレットグリーン」に用いられた変身の呪文と同じ「テクテクマクマク パンプルポン」になっていた。これは、内輪受けをねらったもの・・・。
「プリキュー」は、放映日の1週間前に各話が完成するといった、本当にギリギリのスケジュールで制作されている。9/27現在、未だ最終話の制作作業中。
「プリキュー」は一部に熱狂的なファンを生み出してはいるが、今のところ「プリキュー2」とかいった続編の制作の予定はない。
今後の仕事の予定に関して
10月以降、特に発表できるような仕事の予定は今のところなし。

1998年7月:

「魔法のステージ ファンシーララ」に関して
第15話「その夢は終わらない」(羽根石さんが実はバツイチであったという話)。
この話が、シナリオを書くのに、最も苦労されたとのこと。

1998年6月:

「魔法のステージ ファンシーララ」に関して
視聴率がふるわないのが、頭の痛い問題となっていて、視聴率は残念ながら「ア○コちゃん」の△分の1程度。
視聴者層の主体(?)が20代〜30代の「クリィミーマミ」世代であるため、いわゆる低年齢の女の子向けの「おもちゃ」は発売されそうもない。そのかわりLD/ビデオは売れるのでは・・・。
第8話「チビ猫リルと魔法のひみつ」の脚本に関しては、かなりシリーズ構成の望月氏の意向が取り入れられている。
「プリンセスナイン −如月女子高野球部−」に関して
全26話で完結。もちろんラストまでのシナリオも、もう出来ている。
作画に関しては、心配な点あり・・・。
「センチメンタル・ジャーニー」の監督である片山一良氏にも、絵コンテを依頼している。実は、望月氏が「センチメンタル・ジャーニー」全12話の内、2話分の絵コンテを引き受ける交換条件として、片山氏に「プリ・キュー」の絵コンテを依頼した。
第10話「如月ナイン誕生!」の改訂版(?)オープニング(以後OPと略)で、やっとOPが当初の監督の絵コンテ通りの形に仕上がった。それまでのOPは、急場しのぎのいわば暫定的なものであった。

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