望月智充ファンクラブ創設の主旨等に関する
ことども

(Last Updated 05/14/2000)


はじめに

 こだわりの書・創刊号の巻頭言より抜粋、一部修正
 by 望月智充FC会長 大場打太)


こだわりの書6 しばしの眠りの時を経て、ついに目覚めの時がきました。いにしえの頃、九州大学アニメーション研究会で熱き血潮を燃えたぎらせた私達が、今再び何かを成そうと立ち上がりました。
 振り返ってみれば、光陰矢の如し。まさに若気の至りというべき無茶も以前は結構行いました。以下、過去の小生達の軌跡をざっとたどってみます。
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 昭和58年11月、九大アニメ研内「クリィミーマミFC」結成。思えば、この頃に初めて望月智充さんの演出と遭遇致しました。
 昭和59年9月4日、仲間と共に、東京への遠征。望月さんとの高田馬場での衝撃的な会見。
 同年9月5日、伊藤和典さん、高田明美さんとの三鷹での緊張の会見。なぜかこの時、望月さんも同席していました。
 同年9月7日、望月さんの所属するアニメーション・スタジオ「亜細亜堂」の見学。生まれて初めて見るスタジオ。後藤真砂子さん、加藤鏡子さん、高木弘樹さん・・との出会い。まさに別世界のスタジオ。この時、プロの厳しさを肌で感じとったような気がします。
 昭和61年5月28日「マミFC」解散。就職後は仕事の傍ら、九大アニメ研OB会の世話役に専念していました。
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 就職してからも、望月智充さんの携わった作品を観るにつけ、いよいよ望月さんの演出に感銘を覚えた私達。既に名作の誉れが高い「海がきこえる」を制作され、今後もますます、望月氏特有な、こだわりを持った演出を観せて下さることでしょう。
 しかし、これだけ素敵な作品を、数々生み出してこられ、またこれから生み出そうとしている望月智充さんに、寂しいことに、何故ファンクラブが無いのでしょうか?また、望月氏に限らず、アニメの制作スタッフをバックアップするようなサークルが、少ないのは何故なのでしょうか?
 またその一方で、単にいわゆる表面的なキャラクターの格好良さや可愛らしさのみを、暗にもてはやす風潮は何なのでしょうか?
 さらに、アニメーションの製作に実際に携わっている方々の努力、苦労をわずかばかりでも意識してアニメを観ている方々はどれくらいいるのでしょうか?ましてや、アニメーションの演出や作画、脚本といったことに着目して、さらに奥深い視野で作品を鑑賞しているファンは、いかばかりか・・・。
 このような疑問が、最近よく頭をよぎります。
 こうした世の中の流れに逆らうように、あえて演出家の望月智充さんのFCを起こすにあたっては、非常に悩みました。が、こういう状況であるからこそ、逆に、フレッシュな気持ちで、一種の反骨精神を持って、FC活動を行っていけるのではないかと思い直しもし、また、幸いにも望月氏本人の御協力も得られることとなり、今回、なんとかFCの設立に到った次第です。


今後の活動方針について


1、FCの運営を協力して下さるスタッフを募集中です。詳細はこちらに。申すまでもないことですが、最低条件としまして、一般の社会ルール・マナーを守れる方に限ります。

2、HP、会誌での掲載記事に関しまして、募集する原稿内容の主体は、望月智充さん(or坂本郷さん)の携わった作品及び氏の演出/脚本についてです。作画・美術・声優等に関する原稿も、大歓迎します。ビジュアル面の充実という意味でもマンガやイラスト、カット等も大歓迎です!ともかく、柔軟性を持った会にしていこうと思っております。ただし、ある特定の方を一方的にけなすようなもの等、あまりに非建設的で誹謗中傷と思われるような内容の原稿は、採用しないつもりです。原稿募集の詳細はこちらに。

3、イラスト・漫画の、基本の原稿サイズはB5版原寸大です。データ入稿も歓迎します。
その他の文章原稿につきましては、CD−ROM版の会誌製作への転換も検討中であり、
できるだけ文書ファイル・画像データ等、フロッピー・MOによる投稿をお願いしております。

4、会誌・会報…の発行は、原稿の集まり具合にもよりますが、東京ビッグサイトで開催される夏コミ、冬コミに合わせるようなペースで、できるだけ年2回行いたいと考えています。但し、今後は、従来のような会誌を印刷・発行するという形態にとらわれず・・・印刷費用や、編集の手間・在庫管理等の諸事情も考慮し、コミケ向けにFC特製のCD−ROM版会誌を、少数(必要量)製作するといった方向に転換することも検討中です。


当会は、望月智充さんの許可を得て活動しています。公認としているのは、単に望月さんに認知していただいているという意味だけでして、特に公的な団体というわけでもありません。営利を目的とする団体でもございません。同好の士の小さな所帯でして、会誌は、毎回小部数のみの発行となっています。その点ご理解いただきたく思います。


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