MAXくんの

広島・宮島見聞録

by MAX(&助手の沙也佳)

平成10年11月18日、未明。
33年周期で地球に接近する「テンペル・タットル彗星」によりもたらされた「しし座流星群」。当時、あいにく九州地方は曇り空で流星群の観測にはあまり向いていませんでしたが、「センチメンタルジャーニー(以後SJと略):
第3話」のファンの私としては、きっとどこかで、七瀬優ちゃんや琴音も夜空を見上げているのではないのかな・・・なんて、がらにもなくロマンチックな気持ちになってしましました。

1.指令発動
 どうも、会誌「こだわりの書11」においては、FC会長の無理矢理な指令で望月氏が絵コンテを担当された「センチメンタルジャーニー:第3話」に関する原稿(のようなもの)を書かされた福岡市在住のMAXです。その折りには大変失礼しました。
 
 9月上旬、また田中会長より、次の指令が下されました。今度は、ホームページor会誌のネタにしたいので、「SJ:第3話」の主な舞台となった広島・宮島の日帰り取材に行けというものでした。日頃なにかとお世話になっている会長よりの依頼であり、日当はでないが、交通費だけは出すということでしたので、お引き受けしました。宮島といえば観光の名所であり、どうせならと、琴音の代わり(?)に、助手としてFC編集部スタッフの紅一点沙也佳を連れていくことにしました。
 
注)以下の文章は、「SJ:第3話 七瀬優〜星降る夜の天使〜」を、皆さんが一度は観ているものとして書かれています。「SJ:第3話」のストーリーにできるだけ沿うような形で書いていくつもりです。どうぞしばらくの間お付き合い下さい。
 
2.広島市内にて
 平成10年9月12日(日)。天気はほぼ快晴。9月中旬とは思えないうだるような暑さでした。9時台の新幹線で私と助手は、博多から広島へ移動。
 「SJ」では、七瀬優と琴音は、22時16分新潟発、「急行きたぐに」で、新大阪まで移動。新大阪から新幹線(ひかり353号博多行き)で広島入りをしています。そして2人は、広島市内の名所「原爆ドーム」「お好み村」などを散策します。

JR広島駅の新幹線ホームです。

世界遺産、原爆ドームです。

優とカップ酒を手にした琴音が会話をしたであろう河原。バックに広島市民球場の照明灯が見えています。


「お好み村」の看板。「お好み村」とは、ビルの中にお好み焼き屋が何十も入っていて、
観光名所となっている場所です。電停「八丁堀」の近くにあります。
私と助手も、広島風お好み焼きを、たらふく食べました。

3.いざ宮島へ
 JR広島駅から乗り換えてJR宮島口駅へ移動。広島駅前から広島電鉄(広電)でも、宮島口までは行けます。宮島口からフェリー(約10分程)で、待望の宮島へ上陸です。
厳島神社の大鳥居です。
宮島口と宮島の桟橋を結ぶフェリー。

4.宮島の高台を訪ねて
 厳島神社を恭しく参拝して、いよいよ宮島の高台を目指しました。

厳島神社の本殿で、何かをお祈りしている助手。

 

宮島の山道を登る助手。「SJ」では、台風の夜に山道を徒歩で高台まで上がっていきましたが、高台の場所として考えやすい「獅子岩の展望台」や「弥山(みせん)山頂」に行くには通常ロープウエーを利用します。しかも、8人乗りのゴンドラから30人乗りのゴンドラに途中の「かや谷駅」で乗り換えなければなりません。到底、素人が嵐の夜に軽装で登れるような山道ではありませんでした。

宮島ロープウエーと、弥山の案内の看板。右下の扇風機が当時の暑さを物語っています。弥山山頂(530m)への登山はまさに脱水症との闘いでした。

5.弥山(みせん)山頂にて
 午後2時頃、ものすごい暑さと、日頃の運動不足と肥満体型の為、本当に命からがら、宮島で最も高い場所であろう「弥山山頂」へと到着しました。直ぐに、山頂の茶店へと向かい、かき氷をむさぼるように食べました。やや落ち着くと、写真撮影。ここからだと確かに星はよく見えそうです。高台探しはここで終了としました。(実は、この時点で、とても「獅子岩展望台」にも立ち寄る体力・気力は残っていませんでした(^^;))

弥山山頂付近にて撮影。確かに眺めは最高でした。


6.歩道で別れる優と琴音
      −再び宮島口にて−
 宮島の高台で流星群を眺めた優と琴音は、翌朝宮島口へとフェリーで戻り、広島電鉄とJR宮島口の間の道路で別れます。それらしき、別れの場所を見つけて写真を撮影し、今回の取材は一応終了ということにしました。

2人が別れたと思われる辺りです。


広電宮島駅です。

 
 以上で、私の拙い文章・取材記録を終了させていただきます。当の望月氏のコメントによれば、別にきちんと現地取材をした上でコンテを切っているわけじゃないし…ということですし、こういうことをして、何の意味があるのか…を考えると、若干空しいものもありますが、深くは考えずに、どうぞお気楽に読み飛ばしていただければ、幸いです。
 次回は第9話の取材に金沢へ行きます(ウソ)。
             (おわり)

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